梅毒患者が増加している件
日本のゲイの間ではけっこう前から増加していた梅毒ですけど、ここにきて別ルートでノンケのみなさんに増加しはじめたというニュースを聞いて、ちょっと驚いています。
あたしも全然セックスしていないわけじゃないし、梅毒は感染力が強いって聞いたので怖くていろいろ調べました。それこそ野口英世先生の文献から調べました。主にWikipediaで。
それでわかったのが、梅毒の病原体(スピロヘータ・パリダっていうんでずが、「動物のお医者さん」に倣ってパリダちゃんって言うわね)は、ものすごくセンシティブで弱いということです。
高温に弱いのは昔から知られていて、それでわざわざ別の感染症(マラリア)に感染させて高熱を出させて、体内のパリダちゃんが死んだあとでマラリアを治す、なんていう危険な治療法があったくらいです。
低温にも弱くて、冷蔵保存したらあっという間にパリダちゃん全滅です。というか、体温近辺の温度でも人体から出るとすぐ死にます。人体の外の環境ではまず生存できないというのが実情で、いままで大勢の研究者が頑張ったにも関わらず、誰ひとりとして試験管や培地で培養できませんでした。なので、グラスの回し飲み程度では感染しません。口の中から出ると、それこそ秒単位で死ぬっぽいです。弱すぎ。
こんなに弱い病原体なのに、キスでも感染するくらいに、直接接触での感染力が強いというのが困りモノです。コンドームが意味ないかもって思ってしまいます。もちろんしないよりはマシでしょうけど。ノンケ界隈ではピンサロのフェラで感染する事例も多いようです。
ゲイやバイ男性は、遊びで性行為に及ぶときに、キスしなくてもフェラをするケースが少なくないと思うので、面倒でもゴムフェラにしましょう。
あたしがツイッターでフォローしてるイケメンのバイ君はゴムフェラが好きみたいで、イケる男の精液を搾り取ることを搾乳と呼んでいて(笑)、搾乳後のザー入りコンドーム写真を晒しまくって悦に浸っています。イカれた変態ですね。見習いたいです。